くせ毛の人は、直毛の人に比べると髪が傷みやすいとよくいわれますが、これはなぜなのでしょうか。まず、ご存知の方も多いでしょうが、髪の毛は三層構造になっていて、中心にある部分は髄質と呼ばれます。その外側に皮質、さらにその外にあるのが、キューティクルと呼ばれる毛表皮です。

 
髪は再生機能がないため、ケアの際にトリートメントなどで栄養を与える必要があります。くせのある髪の場合、ねじれによって太い部分と細い部分ができるため、髄質の部分も、キューティクルの部分もでこぼこがあります。ですから直毛の人は、髪の内部にすんなり栄養が入って行きますが、くせによるでこぼこがあると栄養分がうまく吸収されず、ばらつきが出てしまうのです。このため、栄養分が入り込めない所はかなりもろく、外からの圧力、たとえばブラッシングを強くするとか、引っ張ったりした場合にすぐ切れてしまいがちになります。

 
くせがあるので直毛にしたいと思っている人は多いでしょう。しかし、素人判断で髪を引っ張ったり、ドライヤーをかけすぎたりするとかえって髪を傷めますし、くせがひどくなることもありますので、そのような場合は、美容院でプロに相談して、無理をさせずに髪質を改善するようにするといいでしょう。